神饌に学ぶ「上巳(桃)の節句」を開催いたしました。
3月3日(金曜日)、芦屋神社にて開催いたしました.
六甲味噌さんとのコラボレーションイベント、
『神饌に学ぶ上巳(桃)の節句』が無事に終了
しました。
昨年9月に開催した「神饌に学ぶ小午餐 重陽の節句」が
好評をいただき、開催を決めた第2回のイベントでしたが、
ありがたいことに、今回も受付開始15分で満席と
なりました。
イベント開始前には、ご参加の皆様と共に本殿へ。
桃一枝を花神饌としてお供えしていただき、
神饌の儀式に参列し、拝礼いたしました。
イベントでは、まず、山西宮司による
「上巳(桃)の節句」のお話。
朝起きて、働いて、食べて、寝るという日常の中で、
知らず知らずに気持ちが緩んでくるのを、
五節句の節供や季節の祭事を通じ、気持ちとからだの
よみがえりを計ろうとする
「常若思想(常に新たに 日々新たに)」
神道の根本理念「中今思想(過去と未来を繋ぐ
この一瞬が最も重要)」をお話していただきました。
そして、前日にお供えした食材を使った、
ターブルドール特製「上巳(桃)の節句膳」。
・桃酒桃ゼリー入りベリーニ風
・桃白緑色の野菜に山椒味噌、鯛味噌、自家製醤油糀を添えた串
・海老芋とカシューナッツ味噌のあられ揚げ
・蓮根と雑穀の桜しゅうまい
・エディブルフラワーの手鞠寿司
・蛤の海老しんじょの吸い物
・フランボワーズ白玉に枸杞の実入り紅麹甘酒を添えて
・甘酒さんの3色ゆらり模様のマカロン
魔除けの桃酒で邪気を祓い、
春を感じる桃白緑色(菱餅の色を意識)に、
女性の為の華やかお祝い膳になるように
「梅」「桃」「桜」等、お花を取り入れた
メニューにいたしました。
毎度のことながら、試作や味に悩み抜くので
当日まで調整を繰り返しますが、お客様が
召し上がってくださり「美味しい」と
喜んでくださるのが何よりも嬉しいことです。
食事の後は、六甲味噌の長谷川社長による
お味噌の話。
今回も勉強になることばかりお話いただきました。
みなさんにおたのしみいただけるよう考えてくださった、
「お味噌クイズ」もとても盛り上がりました。
勝ち抜いた方には、お花をプレゼントさせて
いただきました。
お花は、Carino様にお願いいたしました。
ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。
有限会社六甲味噌製造所
三好考案のレシピが掲載されています。
鶏の味噌づけ焼き http://www.rokkomiso.co.jp/recipe.php?mode=show&seq=139
牡蠣のとろとろ鍋 http://www.rokkomiso.co.jp/recipe.php?mode=show&seq=138
Carino(テーブルのお花等)
http://ashiya-carino.jp/index.html